伝統音楽の演奏やパフォーマンスなど、国内外のアーティストによる多彩な催しが行われるフエ・フェスティバルがこのほど、ベトナム北中部のトゥアンティエン・フエ省で盛大に開かれた。

写真㊤=世界遺産の遺跡を舞台に、華やかなアオザイが披露された(Source: VNA)
世界遺産のフエの建造物群を構成する宮殿を舞台に、ユネスコの無形文化遺産に登録されているベトナムの雅楽(宮廷音楽)、ニャーニャック、伝統芸能のカーチュー、伝統的な遊戯のバイ・チョイなど、地域の貴重な文化が紹介され、多くの来場者を魅了した。

フランスからやってきたパフォーマンス集団による高さ7.5㍍の巨大な機械仕掛けのパペット「ロム・デブー」や、ロシアの民族音楽も人気を呼んでいた。

これに先立って開催されたアオザイショーも数千人の来場者が詰めかけた。今年は「伝説の幕開け」をテーマに、北部、中部、南部の10人を超えるデザイナーによる色とりどりの華やかなコレクションが披露され、世界遺産の遺跡に設けられたステージに、花を添えた。

また、イベントの一環として、省当局では、旅行者へのサービスとして自転車タクシーのシクロを提供した。

地元の文化・スポーツ・観光局によると、同省では2016年の1~4月、前年比12.6%の110万人の観光客があり、うち39万7770人が外国人だった。この間、観光によって4500万㌦(約48億円)以上が地域にもたらされた。