アオザイ・フェスティバル閉幕 華やかに、盛大にフィナーレ

世界遺産のタンロン遺跡などを舞台に、盛大に開催された2016ハノイ・アオザイ・フェスティバルが閉幕した。期間中は、ハノイを訪れた国内外の多くの観光客の目を楽しませた。

鮮やかなクジャクとチョウの凧を手に、アオザイ姿でパレードする女性(VOV)

イベントは、民族衣装であるアオザイの継承と発展が目的。今年は「ベトナムの美の神髄─アオザイ」をテーマに、アオザイの「美」を伝える展覧会やアート、文化イベントが開催された。

古今のアオザイを集めた展示では、古きよき時代の歴史的なアオザイが、当時の織り機などの道具とともに展示された。「タンロンの伝統を受け継いだ気品あふれるアオザイが今年のイベントの目玉になった」とデザイナーのミン・ハン氏は話す。

ハノイを訪れた人らは、地元の料理やオートバイのパレードを楽しむとともに、イベントのために作られたさまざまなアオザイを実際にまとって、美の祭典を楽しんだ。