日本映画フェスティバル 「ちはやぶる」など上映

日本映画フェスティバル・イン・ホーチミンシティー(日本映画祭 JFF 2016)が開幕した、11月6日まで日本映画の話題作8本が上映される。

ティーンエイジャーの恋愛や、友人、家族の愛をテーマにした映画、アニメ、ドキュメンタリーをピックアップ。オープニング作品として、競技かるたの世界を描いた映画「ちはやふる 下の句」(小泉徳宏監督)が上映される。

「ちはやふる─」は漫画を原作にした作品で、日本伝統の遊戯、かるたの競技にかける若者の姿を描く。このほか、「家族はつらいよ」(山田洋二監督)、「殿、利息でござる!」(中村義洋監督)、「クリーピー 偽りの隣人」(黒沢清監督)などが上演される予定。

また、第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した細田守監督の「バケモノの子」や、築地市場を取材した遠藤尚太郎監督のドキュメンタリー作品「Tsukiji Wonderland(築地ワンダーランド)」などの話題作も上映される。いずれの作品も、ベトナム語と英語字幕付きで上映される。

イベントは国際交流基金ベトナム日本文化交流センターが主催。会場となる映画館はドンダー・シネマ。イベントはハノイ(国立映画センター、11月11日~20日)、ダナン(レドー・シネマ、11月25日27日)でも開催する。今回からホーチミン、ハノイは有料上映となる。チケットはいずれも30,000VND(約140円)。