10月6日から、ベトナム産の新鮮なライチと竜眼(リュウガン)が、アメリカに直輸入されることになった。

アメリカ農務省が9月初旬、決定を公布した。

アメリカに輸出されるライチと竜眼は、厳しい食品安全衛生の基準を満たす必要がある。具体的には、ベトナム植物保護局に登録された土地で栽培した果物であること、寄生虫を防ぐための光線を照射すること、輸出のさいに植物保護局が証明書を添付すること―などが条件となっている。さらに、これらの果実は、残留農薬に関しても厳しい規制が設けられる。

ベトナムから輸入されるのは、ライチが1年間で600トン、竜眼が同1200トンとなる見込み。これは、2007~2010年のライチの輸入量の約17%、竜眼は全輸入量の69%に相当する。