2015年1月 FDIは6億6344万ドル、輸出総額は84億超える

2015年年初から1月20日までのベトナムへの海外直接投資(FDI)は、新案件と追加の資金投入を合わせて計6億6344万ドルだった。前年同期比では67.1%増となった。ベトナム計画投資省外国投資庁が発表した。

新規の案件は、44新案件、計3億9218万ドルにのぼった。前年同時期と比べて85.5%増だった。既存の19の案件に対する資金追加は、計2億7126万ドルで、45.8%増加した。

海外投資家の投資対象となったのは11分野に及ぶ。その中で、加工産業と製造工業が最も規模が大きく、18件を数える。卸売、小売、修理分野が第2位、電気や水道の分野は第3位だった。

1月にもっとも投資金額が多かったのは、英領ヴァージン諸島からで、新案件と資金の追加を合わせて計3 億3132万ドルだった。韓国が第2位、香港が第3位と続いた。

投資先はベトナムの全土の13市に散らばるが、そのうち、ホーチミン市は20の新案件と4つの追加の資金投入があり、第1位だった。これにビンズオン市、ハイフォン市が続いた。

一方、2015年1月分の総輸出額(原油含む)は、84億9000万ドル。前年同期と比べ8.2%増加した。原油を含まない輸出額は82億米ドル(0.9%増)だった。海外からの総輸入額は78億ドルで、前年同期と比べて41.4%増加した。