統計総局によると、今年の1月～2月の総輸出額は約230億ドルに達した。2014年の同時期より8.6％の増加となった。

輸出商品の中で多かったのは、電子機器、コンピューター、部品類で、57.1%増加した。胡椒、バッグ、スーツケース、傘、靴、織物、電話機、部品などの輸出も増えた。

一方で、年初2カ月の輸入も16.3％増加し、約230億6000万ドルに達した。このため、前年同時期は約13億5000万ドルの黒字だった貿易収支は、約6100万ドルの貿易赤字に転じた。

ベトナム国内で組み立てる未完成の自動車の輸入は61.9％増で、海外で組み立てられた完成車の輸入は169.4％増となった。これに機械設備、部品、電子機器、コンピューターと関連部品、プラスチック製品、電話機と関連部品が続いた。