ベトナム オート エキスポ2015が開幕

第12回ベトナム オート エキスポ(Vietnam Auto Expo 2015 交通手段と裾野産業国際展示会)が17日、ハノイ市で開幕した。20日まで。

広さ約1万平方メートルの会場には、日本の自動車メーカーや韓国の自動車メーカーなどが出展。部品を取り扱う企業やメンテナンス、自動車の修理などを行う企業が出展した。

開幕式では、商工省のホ・ティ・キム・トア副大臣がベトナムの自動車産業の成長について触れ、あいさつした。

2015年最初の5カ月間、ベトナムの自動車産業は前年同期に比べて成長を遂げている。市場予測によると、自動車の新車市場は、2020年に24万6000台~34万7000台、2025年には59万2000台~83万6000台に上るとみられている。

一方、二輪車ではベトナムは世界で4番目の市場になっているが、2020年には国内のバイクの数は3350万台に上り、2.97人にバイク1台の割合になるとの予測もある。

二輪、四輪車の裾野産業はベトナムにとって重要な工業分野であり、政府の支援などを受け今後、さらに開発が進みそうだ。