携帯・スマホがベトナムの輸出けん引

ベトナムの1-5月末までの携帯電話・スマートフォンやその関連部品の輸出総額が、昨年同期比18.5%増の約118億ドルと躍進した。ベトナム税関当局が発表した。

業種別の輸出で見ると携帯電話関連の輸出が第1位でベトナムに最大の輸出収益をもたらしており、第2位の衣類・繊維輸出(総額約81億1000万ドル)を大きく引き離した。

主な輸出先は、欧州連合(EU)やアラブ就航国連邦、アメリカ合衆国など。携帯やスマートフォンの輸出拡大は、サムスンやLG、マイクロソフトなどの外資系多国籍企業が相次いで携帯・スマートフォンの生産拠点をベトナムに移したことが大きく貢献した。