ベトジェットは7月23日、太平洋アジア観光協会（PATA）が選ぶ「2015年PATA金賞」を受賞したと発表した。創造的な企業活動と観光客の誘致などで、アジア太平洋地域の観光発展に貢献したことが評価された。

ベトジェットは、83カ国269件のなかから金賞（マーケティング・航空会社部門）に選ばれた。ベトナム企業がPATA金賞を受賞するのは初めて。

ベトジェットはベトナムの民間航空会社で、新世代型航空機を積極的に活用。仏エアバス社のA320 とA321の航空機を計26機保有し、毎日150便を運航している。国内が33路線あるほか、シンガポール、タイ、韓国、台湾、中国やミャンマーとベトナムを結ぶ路線も持つ。

賞は太平洋アジア旅行協会（PATA）が実施。世界じゅうの審査委員が毎年2～4月 、マーケティングキャンペーン、教育訓練、環境、文化遺産の4つの部門で投票し、36の 賞を決めている。今年のPATA受賞式は9月8日、インドのバンガロールで行われる予定。