第3四半期の経済環境、「前向き」=加工・製造業の49%

ベトナム計画投資省の統計総局(GSO)が国内の加工・製造業者3389社を対象に実施した調査で、第 3四半期の経済環境について、49%が「前向き」な見通しを持っていることが分かった。ベトナム・ニュース(電子版)が21日、報じた。

同調査で「後ろ向き」見通しと答えた企業は13.2%、「変わらない」は37.4%だった。
一方、今年1~7月に閉鎖した企業は3万2370社で、前年同期比1.2%増加した。専門家は、国内のマクロ経済は安定成長の兆しを示しているものの、国内企業は世界経済への統合化による競争力激化圧力で、 多くの困難に直面しているという。
中央経済管理研究所(CIEM)のグエン・ディン・クン所長は、企業の効率性を高めるための解決策の 一つは、「国内経済環境をさらに改善させることだ」と指摘した。(時事)