スマホ使用率、トップレベル 週5日以上、月85Mb

モバイル向け広告などを展開するオペラ・メディアワークスとモバイル・マーケティング協会が発表したリポートによると、ベトナムのスマートフォン使用率は、アジア太平洋地域で最も高いことがわかった。

写真㊤=スマートフォンを使う女性。ベトナム人の使用頻度はアジア太平洋地域でトップレベルだった
リポートは、オペラ・メデイアワークスのブラウザを利用する4億ユーザーから集計した。ベトナムのユーザーの使用量は、世界平均の月90 MBに近い85MBだった。ベトナムとインドネシアでは世界平均以上の週5日以上使用するユーザーが当たり前の状態だった。

オペラ・メディアワークスが「4強」と呼ぶインド、インドネシア、ベトナム、フィリピンは2013年にスマホ登場以来、実に545%もの増加を記録しており、世界で最も成長率の高いエリアとなっている。

また、これらのエリアは世界で最もモバイル動画広告の導入が早く、またその需要の高い地域でもある。モバイル動画広告に関しては、4強の中で最も普及しているのはフィリピンで、世界平均を上回っていた。ベトナムとインドもアジアもアジア平均を上回っていた。