ジェットスター、ハノイ-香港の新路線就航

ジェッストスター・パシフィック航空は、エアバス社のA320機を利用したハノイ-香港間の新路線の運航を始めた。格安航空会社による同路線は初で、顧客の旅行や出張、親戚訪問などの利便性を図る。

同社のレ・ホン・ハー社長によると、ハノイ-香港路線は顧客からの注目が高く、4月の予約開始以降、航空券の受注数は連続して増えているという。また、この路線の就航が、他の都市間でのジェットスター利用にもつながっているという。

同路線は、月、火、土、日曜日の週に4往復就航する。ハノイからの出発便は16時15分発、香港発の飛行機は19時55分出発で、飛行時間は約2時間となる。この路線ではA320を使い、座席は180席全てがエコノミークラス。もっとも安いハノイ-香港間のチケットは片道が59万ドンで、同社のウェブサイトで販売される。

同社では近い将来、国内便でもプレーク-ハノイ、プレーク-ホーチミン間の路線開拓も計画している。

ジェッストスター・パシフィック社はアジア太平洋で就航する格安航空会社のジェッストスター・グループのメンバー企業。最近、相次いでベトナム国内外の新路線を開拓しており、現在、ベトナムの国内外で25路線が就航。海外便は16カ国、60都市を結ぶ。ジェッストスター・パシフィックは、ベトナム航空とカンタスグループ(カンタス航空、オーストラリア)の2社が主要株主となっている。