1-9月のFDI前年比急増 171億5000万ドル

ベトナム計画投資省(MPI)外国投資庁は28日、1~9月(20日まで)のFDI(海外直接投資)で、新規認可額が前年同期比44.5%増の110億3800万ドル(1472件)だったと発表した。

また、増資(461件)は61億1000万ドルで、前年同期比72.6%増だった。1~9月の新規認可と増資の金額を合わせると、計約171億5000万ドルで、昨年同期比53.4%の増加となった。

計画投資省によると、今年1~9カ月のFDI急増のおもな理由は、8、9月に大型の投資案件があったためだという。

例えば、ベトナム南部のチャビン省では、第2ズエンハイ火力発電所建設にマレーシアが総額24億ドルを投じた。また、韓国のベトナム・サムスン・ディスプレーは、バックニン工業団地などに30億ドルの追加投資を行った。

この結果、国別のFDIでは件数と金額ともに韓国がトップを守る結果となった。日本は新規認可額(5億5400万ドル)で8位、件数は229件で2位だった。{Play}