ベトナム統計総局は24日、11月の消費者物価指数(CPI)が前月比0.07%上昇したと発表した。昨年同月と比べ0.34%の上昇で、1~11月の上昇率は0.64%だった。

11の項目のうち、商品やサービスなどの9項目で上昇がみられたが、上げ幅は小さいものにとどまった。それぞれの上昇率は、食品・飲食サービスが0.05%、飲料・タバコが0.16%、衣服・帽子・靴が0.14%、不動産・建設資材は0.32%、家庭関連は0.19%の上昇だった。薬品・医療サービスは0.05%、教育は0.06%、文化・スポーツ・娯楽は0.07%、その他製品・サービスの項目は0.07%と、ほぼ横ばいだった。

下落した2項目は郵便・通信と交通で、それぞれ0.1%と0.38%下落した。

2015年の11月のコアインフレは前月比0.05%上昇した。また、11カ月の平均インフレは前年同期より2.08%上昇した。