2015年のCPI上昇、0.63%にとどまる

12月の消費者物価指数(CPI)は、前月に比べて0.02%上昇し、2014年同月比は0.6%上がった。この結果、2015年のCPI平均は2014年と比べて0.63%の上昇にとどまった。

具体的には主要な11項目の中で、7項目が値上がりした。一番大きく上がったのは「住宅・建設材料」で0.5%上がった。値下がりした4項目は「郵政・通信」が-0.03%、「交通」は-1.57%、「文化・娯楽・観光(文化・スポーツ・娯楽)」が-0.05%、「家庭用品」が-0.01%とそれぞれ下がった。

2015年のCPI上昇率が以前と比べて低かったのは、米の輸出価値の下落なども要因の一つとみられている。