エミレーツ航空、ドバイとヤンゴン・ハノイ結ぶ新路線を就航

エミレーツ航空は、2016年8月3日にアラブ首長国連邦のドバイとヤンゴン(ミャンマー)、ベトナムのハノイの3都市間を結ぶ新路線を就航すると発表した。同社の東南アジア路線拡大戦略の一環で、中東とアジアの移動で利便性を向上させる。同線はボーイング社の777-300ERを使用する。

同社は2012年にホーチミンへの航空路線を就航し、2013年からハノイへは貨物便が飛んでいる。ハノイは同航空にとってベトナムで2番目の旅客者用の就航先となる。

ヤンゴンとハノイへの便は毎日就航する。エミレーツはバンコクエアウェイズ、ジェットスターといったコードシェア便パートナーとも協力し、利用者の東南アジア域内の移動の利便性を高める。

同航空の戦略画定部のアドナン・カジム会長は「同路線の就航は、ミャンマー、ベトナムへの移動の選択肢を増やし、ヨーロッパの39都市、中東の16都市、アフリカや米国のネットワークや接続を充実させることになる」との期待を示した。

ヤンゴン・ハノイへのEK388便は毎日午前2時50分ドバイ発で、ヤンゴンに11時5分着。ヤンゴンを12時35分に飛び立ち、ハノイには午後2時50分に到着する。ハノイからのEK389便は、午後10時50分ハノイ発、ヤンゴンに00時20分に着き、午前1時50分にヤンゴンを出発後、ドバイには午前5時5分に到着する。