日本投資観光促進セミナー ハノイで開催

ベトナム・日本の文化交流活動を深めようと、ハノイで3月20日、日越の企業が参加して「日本投資観光促進セミナー」が開かれた。ベトナム商工会議所(VCCI)、ハノイ投資観光促進センター(HPA)とAICグループの協力で開催され、日本からは約30社が参加した。

両国の企業交流のほか、ベトナムへ日本企業誘致や日越企業での商談などがねらい。開催を記念して、日本から送られたにサクラの苗木の受領式も行われた。

日本企業側は、運輸、建設・設計、リサイクル、証券、製造業、テレビ局、医薬品、農産物や食品販売、レストラン業など、多彩な顔触れとなった。ベトナム側からは、VCCIのブー・ティエン・ロック会長やハノイ市人民委員会のグエン・ドック・チュン委員長、AICグループのグェン・ティ・タン・ニャン会長らが参加した。

セミナーでは、観光を中心とした日本のさまざまな企業が、ベトナム人参加者らに紹介された。同時に、日本企業にはベトナムやハノイ市の規制や政策、進出の利点などの情報が提供され、日本人ビジネスマンや日系企業がベトナムを理解するチャンスとなった。また、日本企業の誘致を目指すベトナムの企業や地方自治体などにとっても、協力パートナーが探せる有意義なイベントとなった。


フォーラムに出席した日越の企業代表者ら