マカダミアナッツ生産を拡大 1万ヘクタールで栽培へ

農業・農村開発省(MARD)は、北西部と中央高地でのマカダミアナッツの生産力アップに向け、栽培面積の拡大などを盛り込んだマカダミアナッツ発展計画を採択した。

計画では、2020年までに栽培面積を1万㌶に、2030年までに3万450㌶に拡大する。目標値は、収穫高の見積もりをもとに計算された。地域に根ざした独自の計画を作るために今後は、各省と地元関連団体の連携を進める。

同時に、50~200㌧規模の12の加工工場の建設を両地域に設ける。計画は国内だけでなく海外市場もにらんだ内容で今後、販売促進や流通ネットワーク構築に注力。また、生産者や関連業界の発展に向け、さまざまな奨励策を講じていく。