5月の消費者物価指数(CPI)は4月と比べて0.54%上昇した。2015年同月比では2.28%上昇した。

統計総局によると、5月のCPIは前年12月と比べて1.88%上昇。また、5カ月間のCPIの平均は前年同期に比べて1.59%上昇した。

主要な食品、エネルギー、国が管理する医療サービス、教育サービスを除くと5月のCPIは4月に比べて0.25%の上昇だった。5カ月間の比較では前年比1.78%アップした。

5月についてみると、CPIの指標となる主な11グループの中では、運輸が前月(4月)に比べて最も大きく2.39%上昇。続いて住宅と建材が0.88%、その他製品・サービスが0.56%それぞれ上昇した。残りの8グループは微増だった。

食材は0.38%上昇した。主な要因は中部における魚の大量死で、価格が上がったことなどがある。市民は一時、シーフードを使わないようにした。5月には、ガソリンなどの価格が上がり、燃料は4月と比べて5.15%上昇した。