タイからの自動車輸入増 関税率ダウンが追い風に

商工省によると、今年1-4月のタイからの自動車輸入台数は1万155台となり、タイはベトナムに車を輸出する最大の国となった。全輸入車に占める割合は35%に上っている。

同省によると、タイからの輸入増は、ASEAN加盟国間の貿易協定に基づく関税撤廃への移行が追い風となっている。

ASEAN加盟国からの自動車の関税は2年後に全廃となることが決まっており、今年は50%から40%に、2017年に30%、2018年にはゼロとなる。関税以外にも、ベトナム国内では車の特別消費税の税率が今年7月1日、45%から40%に下がる。