ベトナム統計総局によると、7月にベトナムを訪れた海外からの観光客は84万6311人に達した。6月と比べると20.8%、前年同月と比べると41.2%、それぞれ増加した。

写真㊤=ホイアン旧市街で記念撮影する外国人観光客ら
7月の外国人観光客のうち、空路でベトナムに入国したのは73万9849人で全体の87.4%を占める(前年同月比45.5%増)。一方、海路は1万1528人(全体の1.4%、前年同月比51.8%増)、陸路は9万4934人(全体の11.2%、前年同月比14.2%増)となった。

7カ月間の外国人観光客の合計は555万2635人で、前年同期と比べて24%増加した。

国別にみると、年同期と比べて香港からの観光客の伸びがもっとも大きく111.8%増となった。これに中国 54.5%増▽タイ 37.2%増▽韓国 37%増▽ラオス 30.8%増▽イタリア 30.4%増▽スイス 24.3%増▽スペイン24.2%増▽イギリス 23.4%増▽ロシア 22.5%増―などと続いた。カンボジアからの観光客のみ、17.6%減少した。

ベトナム国内の観光客は、7カ月間で3820万人。このうち宿泊を伴う旅行客は1840万人だった。観光分野での総売上高は234兆9780億ドンで、前年同期と比べて22.9%増加した。