ベトナムモーターショー、来月開幕 最新モデルが勢ぞろい

「ベトナムモーターショー2016」が10月5日に開幕する。今年は会場をホーチミンからハノイに移し、約80のブースに100を超えるニューモデルが勢ぞろいする。最新のデザインに革新的なテクノロジーを搭載した多彩な車が、訪れた人の購買意欲を刺激するとともに、国内自動車市場に活気をもたらしそうだ。

今年で12回目を迎えるショーのテーマは「アクセレート・トゥ・セレブレート」(祝祭への加速)。計80のブースには、計12ブランドのニューモデルのほか、数千のパーツが展示される。会期は9日までの5日間。

ベトナム自動車製造業者協会(略称:VAMA=Vietnam Automobile Manufactures Association)会長の丸田善久・トヨタモーターベトナム社長=写真=はこのほど開かれた記者会見で、「北部の人々の期待に応えて、ベトナムモーターショーがまたハノイに戻ってきます。ショーはメーカーが自社の最新モデルを紹介する場として、来場者が自分の暮らしにぴったり合った1台を選ぶ場として、よい機会になるでしょう」と述べた。

今回のショーで、米国のシボレーは「レボリューション」をテーマにスポーツカーのシボレーカマロSS 6.2LやSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)のトラックス・ターボ1.4L最新モデルを展示。フォードは、新型の過給器「エコブースト」を搭載したラグジュアリーSUV、エクスプローラー2017を出展。ホンダは、シビック、CR-V、輸入バージョンの豪華なアコード、オデッセイを展示する。