インテル・ベトナムのファム・アン・ドン・マーケテイングディレクターはこのほど、「インテルはベトナムの子会社を閉鎖しない」と語った。

ドン氏は、インテル・ベトナムが、閉鎖の準備を終了したという最近のうわさを否定した。そのうえで、4月に発表された、世界各地の子会社の従業員の削減を含むグループのリストラのロードマップの準備が着々と進んでいる、と地元記者に語った。同氏によると、インテル・ベトナムは、9月30日以降、従業員を3分の2にカット。今後、IoT(モノのインターネット)やデータセンターに注力する。

インテル・ベトナムは製品の組立などを行うインテル・プロダクツ・ベトナムからは独立した事業を展開している。ホーチミン市のハイテクパーク管理委員会のル・ハイ・クオック会長は、「インテル・ベトナムのリストラによる、ハイテクパークのインテルの工場への影響はなく、インテル・プロダクツ・ベトナムは通常通り稼働している」と語った。