統計総局は、今年1月にベトナムを訪れた外国人観光客が100万7238人だったと発表した。2016年12月より12.3%増えており、前年1月に比べると23.6%の増加となった。

このうち、空路で訪れた観光客がもっとも多く、83万4975人で82.9%を占めた。前年同月より26.6%増加した。船を利用して訪れた観光客は1万8340人で全体の1.8%。前年同月比18.7%減だった。また、陸路でベトナムに入国した観光客は、15万3923人で全体の約同15.3%に相当し、15.5%増加した。

観光客を国別にみると、2016年1月と比較して訪越人数が減少したのは、1.7%減のノルウェーだけだった。それ以外は、中国が前年同月比67.9%増となったほか、ラオス同41.7%増▽ロシア同36.5%増▽カンボジア同34.9%増▽ベルギー同27.6%増▽スウェーデン同27.3%増▽スペイン同27.2%増▽オランダ同24.0%増▽ニュージーランド同20.8%増▽フィンランド18%増と、各国からの観光客は軒並み増加した。

2017年1月のベトナム人による国内観光は、約570万人。その中で、宿泊を伴う観光客は280万人だった。観光業からの売上高は、総額約38.6兆ドンで、2016年1月より28.5%増加した。