ジェットスターが直行便 豪州からホーチミンへ

豪州の格安航空会社(LCC)、ジェットスターがメルボルン、シドニーからホーチミン市のタンソンニャット国際空港に直行便を就航させる。就航は今年5月の予定で、最新のボーイング787ドリームライナーを使用する。シドニーから週4便、メルボルンから週3便を予定している。

ベトナムは、豪州の観光客に最も人気の高い東南アジアの国で、直行便の就航は両国の友好関係をさらに深めることになると期待されている。

ジェットスターグループの海外販売の責任者、ポール・ロンビーク氏は「1月の航空券発売以来、非常に大きな手ごたえを感じている。格安運賃による直行便の就航で、ベトナム旅行のニーズはますます高くなるだろう。観光はベトナムの政府や経済、国民にも大きなメリットをもたらす。フライトを通じて、地元に貢献できることを誇りに思う」と語った。

また、「直行便は、国内経済や豪州への観光需要も刺激することになるだろう。過去1年間で、ベトナムから豪州に訪れる人は21%増加しているが、まだほんの序章に過ぎない」と期待を寄せた。

メルボルンからの1番機は5月10日、シドニーからの1番機は5月11日に到着する予定。