最大の国際企業見本市「ベトナム・エキスポ2017」開催 国内外から500社が参加

ベトナム最大規模の国際企業見本市である「ベトナム・エキスポ(Vietnam Expo 2017)」が19~22日、ハノイにある国際展示場で開かれた。今年のテーマは、「地域的、国際的な経済連携の強化」で、国内外から約500社の企業が参加した。

今年のベトナム・エキスポには、ベトナム国内の16の省と、世界の23の国と地域から、計500以上の企業が集まった。会場には約600のブースが出展され、商談が繰り広げられた。

特に、今年のベトナム・エキスポで特徴的だったのは、約200社あった海外企業のうち130社が出展した韓国だ。商工省のチャン・クオク・カン副大臣は、「韓国の積極的な参加は、2015年に両国が調印したベトナム韓国自由貿易協定(VKFTA)を具現化するための、ベトナムと韓国、双方の努力の表れである」と語った。

現在、韓国は、ベトナムにとって、第3位の貿易パートナー国であり、韓国へのベトナム製品の2016年の輸出は前年比27%増となっている。また、2016年までに登録され投資資金が500億ドルにのぼり、ベトナムにとっては最大の外国投資家ともなっている。

ベトナム・韓国の製品を設計、開発する支援ブースでは、両国企業の代表的な製品が展示された。ベトナム側からはこのブースに、クァンガイ製糖社、豆乳製造販売のビナソイ(Vinasoy)、ベトナム最大の靴の輸出会社、フォンチャウ社の3社が出展した。また、韓国側からは、CSKorea、Samduck、DAINSなどが参加した。