高品質の日本製品、ベトナムでPR ジェトロが日用品の商談会開催

日本貿易振興機構(ジェトロ)ジェトロが今月上旬、ホーチミン市とハノイ市で、日本製品のPRイベント「グッド・グッズ・ジャパン2018」を開催した。日用品や生活雑貨などを作る日本企業約50社が参加し、ベトナムでの販路やビジネスパートナーなどを求めた。

写真㊤=ホーチミン市で開かれたイベントでは、熱心に商談する姿が見られた

イベントでは、ベビー用品や台所用品、日用品や化粧品、文房具など、さまざまな分野の日本製品が紹介された。また、会場の一角では商談会も開かれ、ベトナムの販売会社や原材料メーカーらと日本企業の担当者が熱心に話し合う光景が見られた。

ジェトロ・ホーチミン事務所の滝本浩司所長によると、同様のイベントがベトナムで開催されるのは、3年前に続き2度目。今回は、日本のさまざまなメーカーが熱望して実現した。ベトナムでも、最近、消費者の日本製品への関心が高まっている傾向から、ベトナム側も企業関係者らが開催を歓迎した。ハノイ市での商談会には、ベトナム側から、200社を超える輸入会社や販売業者からの参加申し込みがあったという。

イベントは、ベトナムと日本の間の関係を強化しただけでなく、ベトナム企業が、生産工程や原産地、商品の使用や保存方法などについて、直接、日本の企業から情報を得られる貴重な機会となった。