25年の株式時価総額、GDPの120%に=証券市場改革計画を承認

 ベトナムのグエン・スアン・フック首相は先ごろ、証券市場の改革を目指した2025までの計画を承認した。市場発展の節目となる数値目標を掲げており、株式時価総額は20年に国内総生産(GDP)と同規模、25年にはGDPの120%に拡大するとし、20年の上場企業数は17年と比べ20%増やすとしている。証券市場を企業や経済全般にとって中・長期資金調達の手段とし、国有企業の改革、国の経済成長モデルの転換などにつなげる狙い。ベトナム・インベストメント・レビュー紙(電子版)が伝えた。

 計画はまた、カバードワラント、国債先物などの新商品導入も行うとしている。
 一方、証券市場改革のため法整備、証券会社の事業再編、市場管理の改善、世界におけるベトナム市場の地位向上など8項目の対策を列挙。このうち、市場が最も懸念する可能性がある証券会社の事業再編では、財務の健全化やリスク管理などを重視。資本金1兆ドン超で累積債務がないといった一定基準を満たした証券会社は、市場管理者から事業拡大、新商品やサービスの先行導入で支援を得ることができるなどとしている。(時事)