19年のエビ輸出、42億ドル目標

 ベトナムは2019年のエビ輸出額42億ドルを目指す。18年は約36億ドルだった。農業・地方開発省がこのほどソクチャン省で開催した会議で明らかにした。オンラインメディアのベトナムネットなどが伝えた。

 会議で同省水産局の担当者は、19年のエビ生産量はブラックタイガーが30万トン、バナメイエビ48万トンの計78万トンを見込んでいると述べた。ただ、猛暑や海水侵入による塩害が農業に影響する可能性もあると指摘した。
 ベトナム水産物加工・輸出協会(VASEP)のチュオン・ディン・ホエ事務局長は、目標を達成するには水産業界がベトナム産エビの競争力向上に、もっと関心を持つ必要があると述べた。ベトナム産エビは現在、輸出先の反ダンピング(不当廉売)措置や他国の安い商品との競争に直面しており、欧米や韓国などの主要市場が品質や安全性の管理を強化していることも意識しなければならない。
 また、ベトナムはいまだに親エビの90%を輸入に依存しており、毎年20万~25万匹を輸入している。エサや薬剤も輸入に頼っているため、生産コストが他国より高くなっている。
 水産局によると、18年の汽水エビ養殖面積は前年比3%増の73万6000ヘクタールとなった。地域別では、バクリエウ、キエンザン、チャビン、ソクチャン各省で増加した。汽水エビの総生産量は76万2000トン超となり、前年同期比6.3%増加したが、輸出額は前年比7.8%減の36億ドルにとどまった。(時事)