ペトロベトナム、海外事業の大半が失敗か=ペルーやミャンマー、イランも

 【ハノイ時事】ベトナム商工省はこのほど、石油・ガス最大手ペトロベトナムが海外で進めた13の探査・採掘事業のうち、失敗して損失を生じる恐れがあるものが11に上るとの報告をまとめた。オンラインメディア・VNエクスプレスは、それらのほとんどが2009~12年に始まったと伝えている。この期間に同社傘下のペトロベトナム探査・採掘総合会社(PVEP)社長だったグエン・ブー・チュオン・ソン現ペトロベトナム社長は、既に辞表を提出した。

 PVEPの手掛けたベネズエラの油田開発に関しては、公安省が捜査に着手済み。報道によれば、事業の行き詰まりで同社は少なくとも5億ドル(約560億円)余りを失った。
 またペトロベトナムは12年、ペルーで取り組んだ石油採掘など二つの事業に合わせて7億5000万ドル(約835億円)を投じたが、商工省はこれらについて、資本を回収できない可能性を指摘。このほかマレーシアやミャンマーのプロジェクトは中止され、イランの事業も生産性に疑義があるとして18年に一時停止となっている。