銀行大手、新規採用を大幅増=店舗網拡大・新規事業に対応

 事業ネットワークの拡大や新商品の取り扱い拡大に伴い、大手銀行が新規採用を増やしている。2018年の採用数は大手20行で前年比8%増え、19年も多くの銀行が大幅増を予定している。オンラインメディアのベトナムネットが伝えた。

 ベトナム国家銀行(中央銀行)の調査によると、大手20行の18年の子会社を含めた採用人数は計1万7000人で、17年比8%あまり増えた。個別銀行ではVP銀行が約3600人と最も多く、オリエント商業銀行(約2500人)、軍事銀行(約2100人)も顕著に増やした。
 19年も76.7%の金融機関が採用を増やす方針で、このうちサイゴン商信商業銀行(サコムバンク)は800人を新規採用し、全国の支店、取引事務所に個人や法人顧客関係管理担当者、コンサルタント、窓口係などとして配属する計画。国家銀から5支店、30取引事務所の新規開設を認められたナムア銀行は、新拠点向けに500~700人を採用するという。
 ベトナム国際銀行(VIB)も250の役職を新規採用し、ハノイ、ホーチミンのほか、全国約30の省や市に配属すると発表した。VIB幹部によると、採用増は潜在顧客が見込める新たな地域への出店に伴うもの。また、保険業務に力を入れており、新規採用者の大半は保険部門に配属されるという。このほかベトナム技術商業銀行(テクコムバンク)、ベトナム外商銀行(ベトコムバンク)、ホーチミン市開発商業銀行(HDバンク)も数十人から数百人の積極的な新規採用を計画している。(時事)