ACV、タンソンニャット空港新ターミナル建設の投資主体に

 オンラインメディアのVNエクスプレスなどによると、ベトナム空港会社(ACV)のライ・スアン・タイン会長は19日に行われた会議で、ホーチミン市タンソンニャット国際空港・第3ターミナル建設事業の投資主体として運輸省から選ばれたと明らかにした。

 同会長によると、新ターミナル以外に駐機場やターミナルに関連した施設も建設するが、滑走路はこれまで通り国が行うという。そのため、同会長は、資金調達の遅れで滑走路の建設が遅延する懸念があると述べた。
 タンソンニャット空港は、年間処理能力を2025年までに5000万人に引き上げる計画。離着陸回数は年30万~33万回必要となるため、新しい滑走路の建設が不可欠だ。
 タイン会長は、25年までに87兆ドン(約4350億円)の資金が準備できると話し、A滑走路の建設費用を賄う十分な資金力があることをアピールした。ただし、資金回収のためのシステムが必要だとも付け加えた。
 複合企業アイメックス・パンパシフィック(IPP)グループの会長で、カインホア省カムラン空港の国際ターミナル運営会社の会長を務めるジョナサン・ハイン・グエン氏は、タンソンニャット空港拡張工事の完成までに早くても3年はかかるとの認識を示し、投資協力が必要だと述べた。
 運輸省のレ・ディン・ト副大臣は、滑走路の建設に民間資金を投入できるシステムを検討しており、4月に政府へ提出する予定だと説明した。
 ACVは今年1月、タンソンニャット空港第3ターミナルと各関連施設の建設に関する予備調査報告書を提出し、総投資額は11兆4300億ドン(約571億5000万円)で、ACVが調達するとした。(時事)