「より一層の技術移転の推進を」=ズン副首相、現代グループ幹部と会談

チン・ディン・ズン副首相はこのほど、韓国・現代建設のChung Jin-haeng副会長とハノイで会談した際に、現代グループのこれまでの貢献を評価するとともに、同グループがベトナムに戦略的な生産拠点を建設することを求めた。

写真㊤=チン・ディン・ズン副首相(右)と現代建設のChung Jin-haeng副会長(VGP)

ズン副首相は、現代グループのここ数年に及ぶベトナムでの投資や事業展開を評価。具体的には、チュオンハイ自動車やタインコングループとの自動車の製造、組み立て、流通における協力が挙げられる。

さらに、ズン副首相は、現代グループが引き続きベトナム企業に対し、技術や管理スキルの移転を希望するとともに、自動車部品における現地生産の割合を少なくとも40%に引き上げるよう求めた。そして、「ベトナム政府は、韓国を含めた国内外の投資家に、投資や事業拡大のための最適な条件を常に用意している」と強調した。

これに対し、Chung副会長は、「現代グループは、自動車産業の発展に向けたベトナム政府の決定と政策を高く評価している」と述べるとともに、「投資や技術移転を通じて、ベトナムの自動車生産を発展させるために、重大で重要な計画を予定している」と明かした。