中銀、今後も外貨準備上積みへ=過去3年で2倍

 【ハノイ時事】ベトナム国家銀行(中央銀行)のグエン・ティ・ホン副総裁は1日の記者会見で、年初来の外為市場動向に関して、「外国からのおびただしい資金流入で流動性が高まり、安定して推移した。このため(中銀は)外貨準備を増やすことができた」と語った。市場関係者の間では、外為市場が現在の基調を当面維持するとの見通しが優勢で、中銀は今後も外貨準備の上積みを図り、将来の経済変動に備えるものと予想されている。

 これに関連してオンラインメディア・ビズライブは2日、ベトナムの外貨準備高が3月末で650億ドル(約7兆2150億円)を突破し、3年前の2倍の水準に達したとする専門家の見方を伝えた。
 ベトナムの1~3月期の国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比6.79%(推計)と高成長を続け、外国企業による直接投資(FDI)も同86.2%増と大幅に伸びた。