ハイフォン港-北米西海岸直行航路が運航開始=輸送機関を8日短縮

 オンラインメディアのザンチーによると、ベトナム北部ハイフォン港ハイフォン国際コンテナ・ターミナル(HICT)と米国、カナダの西海岸を結ぶ初の太平洋横断直行輸送航路が11日、正式に運航開始した。これにより、輸送に要する日数は従来の25日から17日へと8日短縮される。

 同日は、日本のオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)などが共同で配船する大型のコンテナ船「ノーザン・ジャガー」が、初めてHICTに寄港した。新航路はHICTと塩田区(中国広東省)、タコマ(米ワシントン州)、バンクーバー(カナダ)、高雄(台湾)、シンガポール、レムチャバン港(タイ)、カイメップ港を結ぶ。輸送期間の短縮により、輸送コストも大幅に抑えることが可能。
 HICTは、ベトナムの港湾ターミナル運営業者「サイゴン・ニューポート・コーポレーション」と商船三井、台湾海運大手のワンハイラインズ(萬海航運)、伊藤忠商事の合弁企業が整備し、2018年5月にサービスを開始したベトナム北部主要経済区で初の深水港。長さ750メートルの桟橋を2本備え、最大コンテナ積載量1万4000TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナ船が寄港でき、年間最大110万TEUのコンテナ貨物を処理できる。(時事)