ベトナムの対日輸出が急増=CPTPP発効による関税撤廃で

 ベトナム税関総局によると、包括的および先進的な環太平洋連携協定(CPTPP)の発効により多くの品目で関税が撤廃されたことを受け、ベトナムから日本への輸出が伸びている。ベトナム紙ベトナム・ニュース(電子版)などが伝えた。

 2019年第1四半期(1~3月)、ベトナムの対日輸出額は前年同期比6.7%増の46億ドルだった。また、日本に輸出された全品目の62.5%が前年同期比で大きく伸びた。
 輸出主力品のうち、繊維・縫製品の輸出額が9億ドルを占め、輸送車両および部品が6億3000万ドル、機械・設備が4億5000万ドル、水産物は3億0600万ドルとなった。また、肥料は輸出額370万ドルながら前年同期比12倍に増加した。
 これ以外に、化学製品や飼料・原材料、鉱石・鉱物、鉄鋼、プラスチック材料の日本向け輸出が大きく伸びた。ただ、キャッサバおよびキャッサバ製品は、1トン当たりの平均単価が3.3倍に値上がったにもかかわらず、輸出量の急減により輸出額も激減した。
 18年、ベトナムから日本への輸出額は188億ドル超だった。このうち、繊維・縫製品が20%余りを占め、水産物が7.4%、家具が6.1%、履物が4.5%を占めた。(時事)