大正製薬、越ハウザンの経営権取得へ=TOB実施で過半株超える

 大正製薬ホールディングスは18日、業務資本提携しているベトナム最大手のハウザン製薬に対して実施していたTOB(株式公開買い付け)が16日に期限を迎え、既存分と合わせた保有株式が50.78%と過半数に達したと発表した。大正製薬はハウザンの経営権を取得する見込み。

 発表によると、3月18日から実施したTOBで、発行済み株式の21.7%の取得を目指し、15.78%の応募があった。取得費用は約117億円。これまでハウザンはベトナム国家資本投資公社(SCIC)が43.31%の株式を保有する筆頭株主で、大正製薬は34.99%だった。
 ハウザン製薬は本社所在地が南部カントー市、1974年に設立された。大正製薬ホールディングスは2016年7月、ハウザン製薬の株式を取得、資本業務提携した。
 大正製薬は現在、ベトナムで健康飲料「リポビタン」ブランドの商品を生産・販売している。