裾野産業支援に43億ドル優遇融資=30年までに現地調達70%目指す

 ベトナム商工省はこのほど、部品製造など裾野産業の育成を目的に、総額100兆ドン(43億1000万ドル)の優遇融資を柱とする支援政策を提案した。2030年までに衣料品や靴、自動車などの生産に必要な部品の70%を供給できる能力構築を目指し、内外企業を相手に取引できる部品供給企業1000社体制を目標にしている。ベトナム・ニュース紙(電子版)が伝えた。

 優遇融資はハイテク農業開発事業と同様の条件。ハイテク農業開発支援事業には商業銀行8行が参画し、環境配慮型、ハイテク農業事業に投資する企業や個人に対し、通常より0.5~1.5%低い金利で融資する。支援策ではまた、地方政府が予算を使って裾野産業を支援することを促す政策も公布する。
 商工省は支援政策により、ベトナムの裾野産業は20年までに必需品需要と国内消費の45%を満たし、輸出総額の25%を占める高い競争力を持てるようになると指摘。具体的な産業分野では、衣料品・繊維、革靴では40~45%、9席未満の自動車組み立てでは10~20%の部品現地調達率をそれぞれ達成できるようになるとしている。(時事)