今年第1四半期にベトナムに輸入され、税関申告のため登録された輸入完成車(CBU)は3万9000台だった。金額ベースでは約9億8300万ドル。昨年1月にベトナム政府が始めた自動車輸入規制の影響で、輸入台数が少なかった前年同期と比べると大きく増加し、昨年1年間の輸入総数の約半分に達した。

税関総局によると、3月に税関申告のために登録された輸入自動車の台数は1万3253台で、金額ベースでは約3億900万ドルだった。2月は1万4134台(金額ベースで3億ドル以上)、1月は1万1658台(同約2億7400万ドル)だった。

3月の輸入車のうち、9人乗り以下の自動車は、9477台だった。輸入額は1億9000万ドルで、全車種の71.5%を占めた。第1四半期の9人乗り以下の輸入は2万7422台で、前年同期比の約9倍に増加した。

9人乗り以上の自動車は、3月には、輸入されなかった。1~3カ月の合計では、871台だった(前年同期は217台)。3カ月間のトラック輸入は1万590台で、前年同期の約14倍に増えたという。