ベトナムで配送業者の競争激化へ=商工省がeコマース市場見通し上方修正

 ベトナムの電子商取引(eコマース)市場拡大に伴い、商品を顧客に届ける配送業者同士の競争も激化する様相だ。オンラインメディアのベトナムネットが伝えた。

 商工省の統計によると、2017年の電子商取引売上高は62億ドルで、前年比24%の大幅増だった。同省は20年の売上高を当初100億ドルと予想していたが、市場の急拡大を受けて150億ドルに見通しを上方修正した。
 ドイツ物流大手DHL社の部門会社「DHLeコマース」のチャールズ・ブリュワー最高経営責任者(CEO)は、電子商取引市場の10%程度が同社の売り上げと試算しており、17年のベトナムの電子商取引市場のうち6億2000万ドル、20年見通しでは15億ドルが配送分野の売上高見込みということになる。
 配送市場の拡大見通しを受け、配送業者間の競争も激化が予想されている。ベトナム市場ではベトテル、ベトナム郵政・通信グループ(VNPT)、GHN、ザオハンティエットキエムなどが大手だが、インドネシアの物流大手J&Tエクスプレスもベトナム市場への本格参入を検討しているとされ、業者間の競争が激化しそうだ。(時事)