国内外のコーヒーを扱う企業が多数参加する「ベトナム・カフェ・ショー2019」がこのほど、ホーチミン市のサイゴン・エキシビジョン・アンド・コンベンションセンターで開かれた。トップブランドから地場の業者まで約150のブランドのほか、コーヒーマシンや店舗インテリア、パンを扱う業者もブースを出展し、会場は大勢の人でにぎわった。

写真㊤＝国内外のコーヒー関連企業のブースが並ぶ「ベトナム・カフェ・ショー2019」

イベントの目玉は、国際的なルールにもとづいてコーヒーをいれる技術やサービスの腕前を競う「ベトナム・バリスタ・チャンピオンシップ 2019」。カップに注いだカフェラテの泡で絵を描く「ベトナム・ナショナル・ラテ・アート・チャンピオンシップ」も初めて開催された。競技の優勝者は、それぞれメルボルン、ベルリンで開催される世界大会に出場する。ショーは、コーヒー産業関係者の情報共有やビジネス拡大、人脈構築の場とすることを目的に開催されている。