ホンダ、小型車「ブリオ」発売=個人消費拡大で激戦区に投入

 【ハノイ時事】ホンダ・ベトナムは18日、小型乗用車「ブリオ」(排気量1.2リットル)を発売した。経済成長による個人消費の拡大を背景に、新たな自動車購入層が増えると判断し、インドネシアやタイ、インドなどで販売している「ブリオ」の投入を決めた。インドネシアから輸入する。3タイプで、価格は4億1800万~4億5200万ドン(約200万~225万円、特別色は追加料金あり)。

 鶴薗圭介社長は、ハノイのホテルで開いた記者会見で「新たに自動車を買っていただく方々に、最適な価値を提供したい」と強調。その上で「(小型車には他社の)数多くのモデルがあるが、お客さまの満足度を最大化することを目標としている」と語り、「激戦区」での競争に力を入れる姿勢を示した。販売目標は明らかにしなかった。
 燃焼効率などの良いエンジンを搭載し、渋滞が慢性化している最大商都ホーチミン市や首都ハノイの中心部での走行にも適するという。また、車内の足元の空間に余裕を持たせ、後部の荷室も広い空間を確保した。
 ベトナムでは、複合企業最大手ビングループ傘下で自動車事業に新規参入したビンファストも、小型乗用車「ファディル」をこのほど発売。購入者への納品を開始した17日は650台を引き渡した。