ベトナム繊維協会(VITAS)の幹部はこのほどホーチミン市で開かれた会合で、デニムズボンの国産比率が55~60%に達していることを受け、国内の生産業者は生産に必要な資材の供給を確保できているとの認識を示した。国営ベトナム通信(VNA)が伝えた。

 同幹部は、デニム業界では国内外の企業が近代的な生産組み立て技術に積極的に投資していると説明。その上で、ベトナムの企業はデザイン業務を含む生産に携わる機会の増大に努めていると語った。
 また現在、デニム分野においては独自で生地や糸を調達できることから、生地の生産は完全なサプライチェーンが構築されている。
 ベトナムの衣料・繊維会社は、同国が締結した自由貿易協定(FTA)で求められる基準に対応するため、生産モデルを変更し、世界のサプライチェーンに参画。これを受けてVITASは、機械設備の供給と技術移管により海外企業がベトナム市場に参入する好機になると述べた。(時事)