イオンでベトナム・ハノイフェア フルーツから日用品まで販売

食品から日用品まで、ベトナムの物産を販売する「イオンワールドフェスタ ベトナム・ハノイフェア」がこのほど、埼玉県越谷市のイオンレイクタウンmoriで開催された。オープニングセレモニーには、ベトナム商工省やハノイ市、イオングループの関係者が出席。流通業界における日越の協力を強調した。

写真㊤=売り場に並ぶベトナム産のドラゴンフルーツ(VOV)

同フェアには、衣料品や食品、日用品、インテリア業界の約20社が出品。売り場には、ドラゴンフルーツや現地で人気の袋麺や、代表的なビール「333(バーバーバー)」など、ベトナム製の商品が並び、買い物客らの目をひいた。また、フェアに合わせて、ベトナムから訪日中の企業約40社とイオングループのバイヤーによる商談会も行われた。

オープニングセレモニーに出席したベトナム商工省欧米市場局のタ・ホアン・リン・ディレクターは、「日本とベトナムは、2018年時点で380億㌦(約4兆1000億円)に達する相互均衡的な貿易パートナーとなっている。さらに、近年は日本企業の有力な投資先にもなっている」と両国の緊密な関係を強調。そのうえで、「好評だった昨年に続き、今年も両国の政府や企業の協力のもとに、フェアを開催することができた」と感謝のことばを述べた。

イオンリテール後藤 俊哉副社長は、「フェアを通じて、日本の消費者はベトナムにより関心を持つようになった」と、イベントの効果を強調した。