バンブー航空、年内にも米国への直航便

 ベトナムの新興航空会社バンブー航空は、米国への直航便を年内にも就航させる計画だ。オンラインメディアVNエクスプレスによると、バンブー航空の親会社である不動産大手FLCグループが、年次株主総会で公表した文書で明らかにした。ベトナム航空や格安航空会社(LCC)ベトジェットエアも、ベトナムを訪れる外国人のうち上位を占める米国への直航便の開設を競い合っている。ロサンゼルスやサンフランシスコとベトナムを結ぶ路線が有力視されている。

 記事は、ベトナムを昨年訪れた米国人が68万7200人余りで、前年と比べて11%伸びたと伝えた。在米のいわゆる越僑は210万人を超えることから、航空業界関係者は、米国とベトナムを結ぶ路線は安定した需要が見込まれると予測している。
 海外旅行保険比較サイトのスクエアマウスによると、ベトナムが査証(ビザ)発給を緩和したため、米国人の海外旅行の渡航先としてベトナムの人気が急上昇している。米国からの観光客は1回の旅行で3200ドル(34万2000円)余りを消費するため、ベトナム側の期待も大きい。
 バンブー航空は昨年7月、ベトナムで5番目の航空会社として設立。今年1月に開業し、国内線のほか日本と韓国へもチャーター便を運航している。(ハノイ時事)