中国向けコメ輸出74%減

 オンラインメディアのザンチーなどによると、ベトナム商工省のチャン・クオック・カイン副大臣は同省が24日に開催したコメ輸出状況に関する会議で、「1~5月の中国向けコメ輸出が前年同期比74%減少した」と報告した。

 また、中国のほかインドネシアとバングラデシュを含む三大市場へのコメ輸出が計23万9000トンと前年同期比83%減にとどまった。全体としては1~5月のコメ輸出は276万トンを確保したが、今後しばらく厳しい状況が続くことが予想されるという。
 中国は、1~4月のコメ輸入が85万トンと同24.4%減少した一方、輸出を同112.4%増の82万9900トンに急拡大させた。ベトナム食糧協会のブイ・ティ・タイン・タム副会長は、タイやインドなど主要なコメ輸出国も中国を新たな競争相手と見なしており、中国は世界5位のコメ輸出国になる可能性があると述べた。
 カイン副大臣は、コメ輸出に関する新しい決議施行後の9カ月間で新たに41社がコメ輸出事業の認可を取得し、計177社となったと報告した。ただ、規定通り商工省に輸出活動報告書を提出した企業は76社のみで、規定に従わなかった残りの101社は認可が取り消される可能性があるとした。
 会議では、ベトナムは顧客の多様化とコメの品質改善を進める必要があり、商工省および各関連機関はプロモーションの強化や、コメのブランド開発を行う企業への支援を行うべきだとの意見で一致した。(時事)