ベトコムバンク、ニューヨーク事務所を夏にも開業=ベトナム銀行で初-接近を象徴

 【ハノイ時事】ベトナムの国有大手金融機関ベトナム外商銀行(ベトコムバンク)は26日、米国当局からニューヨーク駐在事務所の開設に関する正式認可を17日付で取得したと発表した。今年第3四半期に、ベトナムの銀行で最初の米事務所を開業する見通し。かつてベトナム戦争で戦火を交えた米越両国の接近と、経済や貿易・投資分野の関係緊密化を象徴する事例として、注目される。

 グローバル経済への参画を通じてさらなる発展を目指すベトナムにとって、主要銀行が米国に事務所を設置する意義は大きい。
 ベトコムバンクはベトナム国家銀行(中央銀行)が8割弱を、日本のみずほ銀行も15%を出資。1964年に設立され、国内の支店・事務所は500超。海外ではシンガポールに駐在事務所、ラオスのビエンチャンに支店を持つ。昨年11月、ニューヨーク事務所開設の基本認可を得ていた。