ベトナム商工省、鉄鋼メーカーに資材調達の国内シフトなど要請=米高関税受け

 【ハノイ時事】ベトナム商工省が国内の鉄鋼メーカーに対し、資材調達の国内シフトなどを進めるよう要請している。米国がベトナムの一部鉄鋼製品への高関税措置を発表したことを受けた動き。サイゴン・タイムズ紙(電子版)が報じた。

 米商務省は2日(現地時間)、韓国、台湾からベトナムに持ち込んで加工した後、米国に輸出された耐食鋼材と冷延鋼板に最大456%の関税を課すと発表した。今回の決定は暫定措置で、今年9月に最終的な判断が下される見通し。
 ベトナム商工省は、国内の鉄鋼メーカーに韓国、台湾以外からの資材調達や国内製品へのシフトを含めた事業戦略を検討するよう促した。ベトナム国内企業の利益を守りつつ、不正な迂回(うかい)輸出の阻止に向けた取り組みを継続する姿勢も示した。