20年までに5G機器開発を=ベトテルなど3社に要請-フン情報通信相

 ベトナムのグエン・マイン・フン情報通信相は5日行われた会議で、通信大手ベトテル、複合企業のビングループ、IT大手FPTの国内3社に対し、2020年までに次世代通信規格(5G)の機器を国産化できるよう開発の推進を要請した。ベトナム紙サイゴン・タイムズ(電子版)などが伝えた。

 ベトテル子会社のベトテル・ハイテクノロジー・インダストリーズのグエン・ミン・クアン副最高経営責任者(副CEO)は、ベトテルが5G研究所の建設に2000億ドン(約10億円)を投資していると明かした。
 ベトテルは、経験豊富な300人のエンジニアを5G対応機器の開発事業に参加させ、米国や韓国、インドの企業と共同で開発を進めている。20年6月にはネットワワーク上での5Gのマイクロセル(小型基地局)の試験運用を目指している。
 ビングループは、ハノイのホアラック・ハイテクパークで5G技術を使ったスマートフォン製造工場開設に向けた準備を進めている。
 一方、会議では、携帯電話事業者のベトナム通信郵政グループ(VNPT)に5G携帯電話サービス実験が許可されたことが報告された。ベトテルとモビフォンに次ぐ3社目となる。
 今年5月、ベトテルはスウェーデンのエリクソンと共同実施した5Gサービスの通話テストに国内で初めて成功した。VNPTも、ハノイとホーチミン市でサービスの供給準備を進めており、モビフォンもハノイ、ハイフォン、ダナンで5Gサービ試験を予定している。(時事)