任天堂、スイッチ一部を生産移管=中国からベトナムに

 任天堂が家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の生産の一部を今夏に中国からベトナムに移管することが9日、分かった。米国による対中制裁関税の対象がゲーム機にも拡大する懸念などが残る中、生産体制を見直しリスク分散を図る狙い。

 任天堂は電子機器受託製造(EMS)などにスイッチの生産を委託し、ほぼ全量を中国で生産している。任天堂によると、数年前から生産移管を検討しており、「(米国による)追加関税の回避だけが目的ではない」(広報グループ)と話している。スイッチの一部生産をベトナムに移管するものの、2019年度の世界販売目標1800万台は変更しない見通し。
 米中の貿易交渉の再開により、発動が回避された米の対中制裁の「第4弾」にはゲーム機が含まれている。